• 水磨き

    平らに加工した石の表面を200番、400番、800番の順で水研磨します。仕上げ後の表面は光沢の少ないマットな表情となります。

    写真:庵治石

  • 本磨き

    水磨きをした表面を3000番程度のヤスリで研磨し、バフがけを行います。美しいクリアな仕上がりで、石本来の表情をご覧いただけます。

    写真:エンジェルストーン(小海石)

  • ビシャン

    ピラミッド状の突起が並ぶ金槌で表面を平らに叩き、石の表面に凹凸を残した仕上げ方法です。

    写真:オリーブホワイト(大部石)

  • 割肌

    矢を使い石の岩盤の目に沿って割る仕上げ方法で、割れた石の自然な表面を利用することが可能です。

    写真:犬島石(錆)

  • 小叩き

    ビシャン仕上げ後、さらに先端がくさび状の両刃を用いて平行に細かい横スジの刃跡をつける仕上げ方法です。

    写真:黄竜山石

  • ジェットバーナー

    花崗岩の表面をバーナーで焼き、熱に強い石英を残すことで凹凸をつける仕上げ方法です。床材の滑り止めとして使われています。

    写真:オリーブホワイト(大部石)

  • のみつつき

    石材に職人の手でノミをあて、一打一打ずつ凸凹をつけていく熟練の技が必要な仕上げ方法です。

    写真:犬島石

  • 重ねはだ

    岩盤に走るスジに沿って剥離。石の持つ自然の色や表情が浮かび上がり、経年による変化を楽しむことができる仕上げ方です。

    写真:庵治石

  • ブラスト

    石材より硬いカーボン粒子を吹き付けて表面を削る仕上げ方法です。

    写真:庵治石

  • 風波

    石材表面に溝を彫り、手加工で凹凸を施す仕上げです。石の持つ自然の色味に手加工ならではの荒々しさを加え、瀬戸の浜に寄せては返す波の動きを表現。

    写真:庵治石

  • 水影

    荒く叩いた石材の表面を手触りの柔らかなフラット面に加工し、石の色味を濃く浮かび上がらせる仕上げ方です。石本来の色味はそのままに荒々しさと柔らかさを持たせて太陽に照らされた水面に映る煌めきと影を表現。

    写真:庵治石